2008.02.11 影と馬鈴薯2
かわいそうです
僕はかわいそうです
ずっと自分でありたかった
そう 学校の先生なんかが言いそうだ
かけがえのない僕
一度しかない人生
無限大の可能性だなんて


無責任だ
馬鈴薯の形は様々あれど
僕たちから見たらなんら区別はつかないし
最後に辿る道になんの違いがあるんだろう


僕は今そんなことを考えているのです
僕だけの部屋で床に臥して
僕だけの時間が頭の中で創りだされる
そう 妄想

あと一時間もしたら手前の扉が開いて
みんながやって来る
心配してるんだ 僕のことをみんな
そして僕を励まそうと必死に楽しませようと
そう 妄想


影となって喰われるか
馬鈴薯のまま腐るか
みんなみんな みんなじゃないんだよ
みんな みんなだけのものじゃないんだよ
みんなはみんなでもないし他の誰かでもない
みんな みんな 影と馬鈴薯

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