2007.12.31 twenty
今年ももう 終わりを迎える




なにができただろう
溢れかえる時間のなかで 
なにを為しただろうか

塵のようなひとのなかで
自分を必死に探していた
そんな気がする




その過程でいくつもの過ちを犯した
今もそう 間違いだらけの 私の人生

でも それでもきみを見つけた
誕生祝いの手紙、約束
嬉しかった 本当に
生きていることを認めてくれた きみ


失ったものはなんだろうか
過去を振り返っているのなら
それがもう記憶になってしまっているのなら

私はただ哀れな存在
嘘なんだろう
これもまた冗談であり
私はまだここにいるから



2007.12.31 史へ
元気そうでよかった。
髪型変になったって言ってたけどそんなことない、格好良かったよ。
20分は短くて、あまりに短くて何も伝えられなかった。
言いたいことは何も言えなかった。
聞きたいことは何も聞けなかった。
どうして沈黙が流れた?
きみは無理に笑ってる気がした。
だからあんな冗談を言った?
すぐそこにいる人に触れられない。 つらいね。

時間は待ってはくれない。
ぼくはきみを待てるかな
病気のぼくをきみは  どうすればいいんだろう

また11日に会えるのを楽しみにしています。
大好きだよ。大豚。
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この写真を撮ったころ 


ぼくは幸せだったか

きみに見せるために 拙いカメラを構えたのだろうか


それとも ふたりが終わったあと

彷徨い続けた挙句 こんな光に魅せられたのだろうか



過去はうつろう

そのときに得た感情は二度と湧き溢れはしない
2007.12.19 池袋にて 
P6200157縮小版


この街に越してきてから もうじき一年が経つ

歩いて十分のところに これはある


芸術から最もかけ離れた存在の爺は

ここで眠り 今はもう芸術の主体にすらなり得る



それでも さらに時が経てば

彼が頭を預けていた壁はいつか崩れ

爺もまた この場を立ち去る


言葉は残さない 誰も、見ないから

それは 誰であっても 同じ

みんな それぞれ ひとりずつ

ありがとう

本当に ありがとう


ぼくは 生きるよ

きみを思い 生きるよ




たとえ 立ち上がれなくなっても

ここを離れられなくなっても

忘れはしない

そして待っている





ぼくは ぼくのためにきみを待ち

そして きみのためにぼくは生きる



ぼくに生きていてほしいと思ってくれている限り

きみが ぼくのことを思い出してくれる限り






ぼくの一番たいせつなひとへ

ぼくの一番嫌いな言葉を言います

あの日きみが言った 大嫌いな言葉





                        ありがとう

2007.12.14 風車
風車を懐かしく思う 会いに行きたい



カラカラ回る風車

誰に出会うこともない風車

同じところを回り続ける風車

いつか朽ちて 動きを止める風車
2007.12.13 うめざけ
グラスに梅酒を

そう、いつものように入れたら

ボトルが空いて

徳利のような響きとともに

氷の音色に耳を傾ける

12月12日の夜

気付けばもう 3ヶ月が過ぎていた

その日を ぼくは

気付かずに通り抜けてしまった

薄れていく 記憶

今日はもう一杯 飲もう


2007.12.12 果実
果てが見えたら そんな人生つまらない

果てが見えなかったら そんな家には住みたくない

果てがあるのなら 今すぐにでも教えてほしい

果てがないなら 現実なんだろう


2007.12.09
きみはこうして 

今日もまた死んでいき

明日また生まれて 

そして忘れられる

2007.12.07
さようなら

私たちは 

きっと明日死ぬから
2007.12.07 再生
今日は良くないことばかりありました

これからも悪いことしか起きなさそうです

かえりたいです

生まれたころに

生まれたまちに

もうつかれました

おこりつかれました

でもまた生まれたいです

またきみと会いたいです

それがぼくの唯一の願いです
2007.12.06 泣くひと
それを見たなら泣けるだろう    生きていて泣けるだろう

生きることに泣けるだろう    生きているから泣けるだろう

どうしようもなく泣けるだろう    どうして人は泣けるのだろう

死んでからは泣けるだろうか    あなたを思い泣けるだろうか

あなたのために泣くんだろう    あとどれくらい泣けるんだろう

2007.12.05 ずっと
変わらない

決して 変わりはしない

だから救われない

変わろうとも思わないが

変わろうと

たとえそう思えたとしても

変われない

やはり救われない


崩壊の日は近い

明日の太陽に限りなく近い




2007.12.02
夢を見ていた

夢の世界は いつだって過去

現実だったはずの世界がぐちゃぐちゃに混ぜ合わされて

目を覚ましたときには 彼らの顔すら思い出せない



夢を見ていた

夢の世界は いつだって未来

現実になるであろう世界をこころのなかで描いて

大人になったときには 彼らの道も指し示せない


夢を見ていた 

ここはそれぞれの夢の出発地点

きっと 夢はいつか醒める

きっと 夢はまた見られる