2007.10.30 史へ
あの部屋

きみと暮らした あの部屋

部屋の鍵はかかったままだよ

自由に行き来できた はずだった

すきまからのぞいてみたら

中はそっくりあの頃のままなのに

きみはもうそこにはいない

前はいつもいたはずなのにな

だってお前ずっと寝てるんだもん

そんなにいっぱい寝れねーよ

きみの隣にもぐりこんで

背中のほうから抱きしめたりした

夜をいっしょに過ごさない日には

必ず送ってくれたね 「もう寝ったの」って

日本語間違えてるよって何度言っても変わんなくて

でもそれがなんか面白くて



「もう寝ったの」 か

2007.10.29 史へ
十年前 ぼくはまだ小学生だった

子どもながらに大人になりたくて 

でもやっぱり純粋だったな

十年後 ぼくはまだ生きてるかな

きみの隣にいられたこの夏 

最初で最後の だけど最高の

本当に最高の幸せだったんだ

ありがとうね
きみを救いし その手は きっと

汚れているかもしれない

傷だらけかもしれない

だけど 

きみを救いし その手は きっと

きみにとっての忘れちゃいけない記憶になるんだ

だから

きみも繋ぐんだ 

きみのために

焦らなくてもいいさ

ゆっくりでいいんだ

きみを救いし その手は きっと

みんなのこころも救ってやれる




2007.10.28 史へ
今日は熱が39℃まで出てずっと寝てたよ。

昨日から頭痛かったんだけどあの店で朝まで飲んでたからだね。

やっぱり 実感したよ。

手紙なんて書いてるのかな。

すごく嬉しいんだけどこわいや。



P.S ぼくの時間はあの日から動いてくれそうもないです。
2007.10.27 史へ
大家さんからの電話に救われたよ。

今まで死ななくて本当によかった。

でもお前はぼくの体のことまだ知らないもんなぁ。

どう伝えればいいんかな。

言わないほうがいいのかな。

とりあえず手紙待ってる。
2007.10.24
そんな簡単にカテゴライズしてしまうなんて

考えることを放棄しているのだと思いませんか?
病気になって 残り時間が決まって



きみを追えなくなったこと

きみを取り戻せなくなったこと

きみにもう会えないかもしれないこと

きみにどう伝えればいいかわからないこと
2007.10.21 史へ
ぼくは 汚れてしまう前にきみと出会いたかった。

せっかくきみのおかげで 変われたと思ったのに遅すぎたよ。

きっと きみもそうだよね。でもきみはまだ取り戻せるから。

あの日からちょうど1ヵ月経った。

ごめんね。 本当にごめんね。

陳腐だけど、

あまりに陳腐でありきたりだけどね。
2007.10.20 ひとへ
救われないんじゃない

きっと 報われないだけ